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2006/02/21
木俣佳丈参議院議員の離党について(談話)
民主党幹事長
鳩山 由紀夫


 本日、木俣佳丈参議院議員から離党届が提出されました。議員は自らの暴力行為について深く反省し、有権者及び関係者の皆様に対して深い謝罪の意志を表明し、党に多大な迷惑をかけたことに対して、自ら責任をとり、けじめをつけるために離党するとのことでした。

 木俣参議院議員の暴力行為について、党は事実関係の調査を行い、速やかかつ厳正に対処することを表明してきました。このため、党は本人からの事情の聴取はもとより、参議院執行部による調査、所属県連からの意見の聴取、関係者からの事情の聴取等を行ってきました。

 党は強制的な捜査権等をもっていないため、具体的事例を示すことは差し控えざるを得ませんが、調査の中で過去において秘書との間で問題となる行為があった疑いを払拭することが残念ながらできませんでした。

 このことは、双方の言い分、行為の程度などを勘案する以前において、極めて遺憾なことと言わざるを得ません。

 従って党としては、木俣議員自らが有権者及び関係者に深い陳謝の意を表明し、政党人として離党という重い判断を行ったことは、本人が猛省の意志を深刻に示し、今後、議員が有権者に深く謝罪し、贖罪に努めることを表明したものと受けとめ、離党届を受理することと致しました。

 党として、国民のみなさまに改めて深くお詫びを申し上げますと共に、所属議員が離党に至ったことに対して全党を挙げて反省し、身を引き締めて綱紀粛正に努めます。


以 上
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