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2005/06/08
北区から都政を日本を変えようと訴え 総決起集会で岡田代表
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 「和田宗春・原田大 北区総決起集会」が8日夕、東京北区の赤羽会館で開かれ、弁士として登壇した岡田克也代表は、目前の都議会選挙に触れ、複数候補の擁立の大号令をかけたことを明らかにし、「チャレンジしなければ世の中は変わらない。民主党はチャレンジする。目的がなく二人を立てたわけではない」と、都政において民主党がリーダーシップを発揮するために支持を訴えた。また、「二人の当選が来年にも予想される総選挙に影響を与える」として国政にも重大な影響を及ぼすと、立ち見が出るほどの熱気に包まれた聴衆に呼びかけた。

 岡田代表は都議会の役割について、「一つは知事のチェック、間違ったときははっきり言うこと。良い時はアクセル、駄目な時はブレーキを踏むのが都議会。もう一つは政策提言」として、「和田さんは民主党の都政を引っ張っていく人、若さの象徴する人が原田さん」と北区の二人の都議会予定候補を紹介した。

 また、国政について岡田代表は、「日中・日韓関係がかつてないほど悪化している。大きな原因は小泉総理」として、国会での質問に「日中関係は悪くないと開き直っている」と小泉首相の外交を批判。内政では、「改革、民営化が自己目的化している。少子化対策、地震対策などに取り組まず、郵政に全てを注ぎ込むのは国民不在」だと厳しく批判し、「政権を変えて、国民のための政治を」と民主党への支持を訴えた。

 集会には菅直人前代表(『次の内閣』ネクスト国土交通大臣)も駆け付け、二人の予定候補を、「私の最も尊敬する和田さん、私の最も期待する原田さん」とし、石原都政に関して「2期目で都政への関心をなくし、浜渦副知事に、お前適当にやっておけ、となった。浜渦さんはよく言えばやり手で、このようなことになった。本当に筋を通したのが和田都議」と、側近に任せ、お手紙政治といわれるような石原都政を批判した。

 これに先立って蓮舫参議院議員も、昨年の参議院選挙での支援に感謝した上で、「野党でいることがこんなに悔しいと思うことはない。もしかしての時に何かしてくれるのが国家。それが社会保障」だとして、優先順位を取り違えている小泉政権を批判、民主党への支持を訴えた。

 集会は民主党東京12区総支部が主催したもので、主催者を代表して藤田幸久衆議院議員が挨拶で「和田さんは実現力ナンバーワンの人、原田さんは心意気ナンバーワン」と二人の予定候補を紹介した。また、北区の区長、連合協議会議長が来賓として、さらに民主党区議団も全員参加した。

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