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2006/01/23
代表質問、反転攻勢の流れを作る起点に 会見で野田国対委員長
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 野田佳彦国会対策委員長は23日午前、国対役員会終了後に国会内で記者会見し、日程や当面の主要課題についての考え方を説明した。

 野田国対委員長は冒頭、本会議の議事日程について説明し、前原誠司代表による代表質問では、再質問の用意があると表明。また、予算委員会はじめ関係各委員会で、耐震強度偽装問題、ライブドア事件、米国産輸入牛肉の問題という「三点セット」を中心に、徹底追及を行う考えがあることを示した。

 耐震強度偽装問題については、伊藤公介元国土庁長官の証人喚問を、予算委員会でも要求する用意があるとし、「与党は早急に実現に踏み切るべき」などと求めた。また、17日の証人喚問で、証言拒否を多く行った小嶋社長が、あえて安倍官房長官と秘書の実名を挙げたと指摘し、追及の必要性を示した。

 ライブドア事件については、マーケットの信頼性や日本経済への影響など多様な切り口があると断った上、自民党が実質的に衆院選候補者として堀江社長を持ち上げ、それを信じて投資家が動いたといえる点があるとして、政治的責任を追及するテーマだと述べた。

 米国産牛肉の輸入再開問題については、安易に再開の前提条件を整えるのではなく、まずは米国に猛省を促すべきとの見解を表明。2004年の現地調査の報告も踏まえ、民主党はこれまで管理体制の問題を指摘してきたと紹介し、「やっぱりここでは『それ見たことか』と言わざるを得ない」と振り返った。

 野田国対委員長はまた、前原代表による代表質問について記者からコメントを求められ、「最初から全力疾走で、勝負をしてゆきたい。まさにその口火を切る、気迫をこめた論戦としていただきたい。反転攻勢の流れを作る、今日は起点になるように期待している」と語った。

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