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３０日夜、衆議院予算委員会の休憩を受けて、民主党・無所属クラブは国会内で代議士会を開催した。
代議士会の冒頭、細川律夫予算委員会筆頭理事が、予算委員会の経過を報告。米国産牛肉の輸入再開に際しては、事前に調査団を派遣するという閣議決定をしたにもかかわらず、実際に調査が行われなかった点について、中川農水相に明確な答弁を求めていること、委員長が政府統一見解を求めて委員会を休憩させたことなどを説明した。また、国民の関心事項である食の安全について、予算委員会で徹底追及するとの方針が示された。
野田佳彦国会対策委員長は、いったん決めた閣議決定の主旨を覆すにはもう一度閣議決定をやり直すことが必要との法制局の見解が数年前に出ているとして、決定は重みがあると強調。行政と立法の関係に触れる大事な問題であり、しっかりとたたかい抜くと表明し、対応一任を求めた。
中川正春議院運営委員会理事は「この問題がはっきりするまで議院運営委員会は開けない」と述べ、国民に対して、本当の安全を訴えたいとの考えを示した。
野田国対委員長は、大事な局面であるとして議員に禁足を命じ、代議士会は休憩となった。
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