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2005/06/20
懲罰動議で相殺しようとする自民党のやり方こそ問題 岡田代表
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 民主党が提出した小泉首相らの懲罰動議に関して、岡田克也代表は20日午後、党本部で記者団の質問に答えた。

 岡田代表は、17日の衆議院本会議場で、民主党の議院運営委員会理事が自民党側の議運委理事に対し、小泉首相・森前首相ら3名が赤い顔をしているのではないかと確認の申し入れを行い、自民党側から確認する旨の返事を得た後、「今津代議士は、飲酒をしていないと言っている」という答えしか返ってこなかったと事実関係を説明し、「我々は確認をしようとしたけれども、その確認を怠ったのは自民党側で、それに対して確認もせずに発言したというのはおかしいと言う総理の方が、おかしい」などと指摘した。

 また、小泉首相側からの反論と抗議文について岡田代表は、「われわれが確認しようとしたところに答えなかったというのは、状況証拠としてそういう(飲酒の)事実があったのではないかと言われても仕方ない」との見解を示した。

 さらに岡田代表は、自民・公明両党が民主党議員に対する懲罰動議を提出した件について「やり返し」だと厳しく批判。「全く問題のないわが党の3人の議員について懲罰動議を出して相殺しようとした、そういうでたらめなやり方をしているのは自民党の方で、そちらの方が問題とされるべき」との認識を示し、事実無根の3名をやり返して相殺しようという自民党の古い手法については、「断固抗議したい」と語った。

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