民主党の金融安定化対策プロジェクトチームは10日、国際エコノミストの水野隆徳氏を招き不良債権問題に関する勉強会を開催した。水野氏は不良債権の実態を開示することの必要性を強調し、政府の対応の無責任ぶりを厳しく批判したほか、不良債権問題について独自の意見を披露した。
同プロジェクトチームは今年1月に日本版RTCの設立を柱とする金融安定化対策をまとめたが、その後も不良債権問題は深刻化する一方であり、さらに追加の不良債権処理策をまとめたいとしている。今後週1〜2回のペースで会議を行なう予定。全議員に参加を呼びかけている。
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