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1998/06/11
民主、自由、共産で橋本内閣不信任案を提出
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●菅代表「2年半の失政が不況と国民の苦しみ招いた」
 民主党、自由党、共産党は11日、3党共同で橋本内閣不信任案を衆議院に提出した。民主党の菅直人代表はこの日、午後1時から予算委員会で橋本政権の失政を厳しく追及し、午後5時半、3党首共同の記者会見で不信任案提出を表明。不信任案は予算委終了後の午後6時過ぎ、民主党の石井一国対委員長ら3党の国対委員長が伊藤衆院議長に提出した。

 自由党の小沢一郎党首、共産党の不破哲三委員長と共同記者会見した菅代表は「今国会会期中はもとより、2年半の橋本政権期間中、政策の誤りによって今日の不況を招き、国民が苦しんでいる。それが不信任の最大の理由だ」と述べた。

 記者から「可決されたらこの3党で政権を作るのか」との質問が出され、菅代表は「残念ながら自民党が単独過半数を占めている状況では、可決は難しいだろう。もし可決されれば、内閣は衆院を解散するか退陣するかだが、解散総選挙になればここにいる皆さんと協力を話し合うのは当然。政権をどうぞということは、首班指名で自民党もこちらに投票しなければ実現しないので仮定としても考えにくい」と答えた。小沢党首は「仮に野党に政権を渡すということになれば、野党第1党の菅さんが首相席に着席するのは当然」と述べ、不破委員長は「その場合は選挙管理内閣として、大いに協力してやるべきもの」と答えた。

関連URL
  橋本内閣不信任案
 http://www.dpj.or.jp/news/?num=11615
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