民主党の菅直人代表は10日、大阪市内の記者会見で「選挙は本来、政策論争を通じて争われるべきだが、橋本政権は恒久減税をするかのような発言しながら内容を一切明らかにせず、党首公開討論にも応じていない」と橋本総理の恒久減税発言を批判し、(1)規模(2)時期(3)財源(4)財政構造改革法との関係(5) 特別減税との関係――の5点を早急に明らかにするよう求めた。
また、「自民党は『選挙で自民党を応援しなければ補助金を出さない』と予算編成権を使って知事や市町村長を介して圧力をかけ、恫喝しているとの話を全国各地で聞いている」として、「こうしたやり方は断じて許されない。総理に対して、自ら実状を調査し、直ちに恫喝選挙を中止させるよう強く申し入れる」と言明した。
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