トップ > ニュース
ニュース
ニュース
1998/07/13
菅代表が参院選結果を受けて記者会見 「既存政党との連携の前に市民とのネットワーク作りを」
記事を印刷する

 第18回参議院議員選挙の結果、民主党は公認候補27人、推薦候補13人の当選を果たした。自民党は過半数にはるかに及ばず、当選者数44人という大惨敗を喫した。

 菅直人代表は13日午前1時から党本部で記者会見し、「国民に2重の意味で感謝したい。ひとつは多くの皆さんが投票所に足を運んで行動を起こしてくれた。行動を起こすことで日本の政治は変えることができると示してくれた。もうひとつは、結成されて2か月少ししかたたない民主党にチャンスを与えてくれた」と、参院選を総括した。

 さらに「国民が橋本政権、自民党政権、官僚主導政権では何も変わらないばかりか、日本全体を危うくしているということを見破ってレッドカードを突き付けた」として、「自民党の中では後継者云々という話になるかもしれないが、国民の手で政権を選ぶ機会を衆議院解散総選挙によって早急に実現するべきだ」と述べました。

 民主党の役割としては、「今回、行動を起こしてくれた無党派層の皆さんとのネットワークを作りたい。これまで政治に対して発言の機会を持てていないと思っている人々も含め、国民が政治に参加する道具としての政党として機能しなければいけない」「既成の政党との連携の前に市民とのネットワークが先」と強調。また、「解散総選挙になれば野党第1党として、民主党が軸となった政権をめざしていく」と野党共闘にも意欲を示しました。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.