民主党の菅直人代表は15日、薬害エイズ事件をきっかけに薬害の原因追及、防止策などの研究を2年間続けてきた総合研究開発機構(NIRA)が報告書を発表したことを受け、厚生大臣当時、第三者による調査研究を依頼した立場からコメントを発表した。 コメントでは「民主党として、この報告書に基づき、現行の薬事行政についてどのような改革が必要か、法案化を含め検討するプロジェクトを発足させたい」として、「天下りの禁止など、指摘された産官学医のあり方を含め抜本的改革を推進していきたい」と述べている。