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1998/07/24
「自民党総裁選も派閥順送り人事」菅代表が批判
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 橋本総裁の辞任に伴う自民党総裁選挙が24日午後行われ、小渕恵三外相が第18代総裁に選ばれた。

 この結果を受けて、菅代表が同日夕、党本部で記者会見し、「結局、総裁そのものが派閥順送り人事に過ぎなかった」と厳しく批判した。

 菅代表は「国民の皆さんの気持ちと自民党の持っている感覚とのギャップがいかに大きいか。自民党が国民の気持ちを受け止められないことを自ら証明した結果」と論評。その上で、「中途半端な政権で改革を先送りするよりも、国民に政権選択を任せる機会を出来るだけ早く作ることが自民党にとっても私たち野党にとっても義務である」として、新しい内閣が思いきった改革を進めるためには、総選挙で国民の審判を受けるべきとの考えを示した。民主党は同様の内容で談話を発表した。

 また、同日午後、都内で講演した羽田幹事長も自民党総裁選の結果に触れ、「小渕氏は非常に穏やかで、誰かに任せてそれにのっていくタイプ。しかし今求められているのは、自らが陣頭指揮をとることだ。橋本首相に比べると支える人は多いだろうが、どんなリーダーシップをとるのか、顔が見えないことになると本当にやっかいだ」と懸念を示した。

関連URL
  談話
 http://www.dpj.or.jp/news/?num=10792
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