東京都議会議員選挙(24日告示、7月3日投票)の選挙期間の中で唯一の日曜日である26日、岡田克也代表は、港区・中央区・品川区を回って精力的に各候補者の応援演説を行い、東京から日本を変えよう、などと力強く民主党への支援を呼びかけた。
岡田代表は26日午後、銀座4丁目歩行者天国で、民主党が掲げた、ローカルマニフェストの東京版である「TOKYO Manifesto 2005」(東京マニフェスト)に関する「青空マニフェストミーティングin銀座」に参加。鈴木寛・蓮舫両参議院議員の司会の下で進められたミーティングに、東京都を大きく変える改革として東京マニフェストの中で掲げられた「7つの約束」に関するクイズのコーナーや、参加者の質問に岡田代表が直接答えるコーナーが設けられ、都政の現状の問題点と、それらに対する民主党の政策について、詰めかけた聴衆の皆さんにじっくりと理解を深めていただく機会となった。
岡田代表はミーティングの締めくくりに挨拶を行い、今回の都議選について、クイズでも出題された「東京都の年間予算12.5兆円」の「使い道を決める選挙」だとの認識を示した上で、「チャレンジをしないと物事は変わらない」と、51名の公認候補を擁立して都議選に挑む民主党への力添えを要請した。岡田代表はまた、銀座4丁目交差点から銀座通り口までの、銀座4丁目歩行者天国区域内を練り歩いて、気さくに写真撮影や握手に応じつつ、民主党への支持を力強く訴えた。
続いて岡田代表は、26日夕方には、品川区から立候補している、かみの吉弘候補とともに戸越銀座商店街を練り歩き、選挙事務所前などで街頭演説。岡田代表は、12.5兆円という大きな東京都の予算のムダ遣いをチェックし、都知事に対してもしっかりチェック機能を果たすのが都議会の役割だが、「あまりにも与党が大き過ぎる」現在の都議会は、「閉塞状況」にあるとの認識を示した。その上で岡田代表は、かみの候補が税理士の経験を活かして都政をチェックできる人材だと紹介して、都政の良いところにはアクセルを、間違っているところにはブレーキを踏むことのできる民主党の議席を伸ばしたいと訴えて、民主党への支援を強く要請した。
岡田代表は更に大井町駅前で、品川区から立候補した馬場裕子候補の演説会に参加。今回の都議選において、「チャレンジして議席を増やす」ために「4人区以上は複数候補を擁立」し、「生活者の視点を都政に活かす」ために「なるべく女性の候補者を擁立」した党の取り組みを紹介。2期の実績を有し、ますますの活躍を期待できる女性候補だと馬場候補にエールを送り、「民主党にもっともっと力を与えていただきたい」と力強く民主党への支持を訴えた。
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