トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2005/06/27
緊張感ある都政実現のため、民主党への支持訴え 菅前代表ら
記事を印刷する



 菅直人前代表(『次の内閣』ネクスト国土交通大臣)は27日、野上ゆきえ候補らとともに練馬区内で街頭演説を行い、民主党の躍進によって、緊張感のある都政を実現させよう、などと力強く訴えた。

 練馬区の石神井公園駅北口で行われた街頭演説会ではまず、野田佳彦衆議院議員(ネクスト財務大臣)が演説。「郵政民営化一本槍で突き進んでいる」小泉首相に対して、この問題が「改革の本丸だと思いこんでいるのなら、この人はドン・キホーテだ」と厳しく指摘し、法案そのものも、「通っても困る、失敗しても困る、とんでもない内容だ」と批判した。

 野田ネクスト財務相は更に、政府税調の増税の狙いを詳細かつ鋭く指摘。「サラリーマンを狙い撃ちにした弱い者いじめ」だと舌鋒鋭く批判し、「取りやすいところから税金を取って、税金の無駄遣いは全く変えようとしない」、政府・与党の姿勢に厳しく釘を刺すとともに、「国民は払いっぱなし、役人は打ちっぱなしだ」などと訴えた。

 続いて菅前代表も登壇し、主に都政のあり方について演説。都議会の現状を、「国会と違って、とても二大政党とは言えない状況だ」とし、「このことが、都政に何を生み出したか」と問いかけた。菅前代表は、都政が大政翼賛会のようになってはならないと指摘し、緊張感のある都議会に変えられるかどうかが重要だ、などと指摘した。

 菅前代表は更に、今回の都議選で、「民主党が、自民党を上回る成績を出して、今の都政を根本から変え、もっと緊張感のある都政に変えていただきたい」などと呼びかけるとともに、様々な経験を積んできた野上候補の人柄を紹介。よどんでしまった都議会を変えるため、民主党への支持を改めて力強く訴えて演説を締めくくった。

 今回の街頭演説には、菅前代表、野田ネクスト財務相、野上候補のほかに、鮫島宗明(ネクスト農林水産大臣)・鈴木康友両衆院議員も参加し、それぞれ力強く訴えを行った。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.