羽田孜最高顧問は27日、都内各地で街頭からの訴えを行った後、練馬区に入り、中村橋駅前交差点で、野沢あきら候補らとともに街頭演説を行った。
中村橋での街頭演説会では、まず冒頭、鮫島宗明衆議院議員(『次の内閣』ネクスト農林水産大臣)がマイクを握り、今回の都議選について、「今の政治がこのままでいいのかを、ご判断いただく選挙でもある」としてその意義を強調。「小泉口先改革は、完全に挫折している状況だ」などと力強く訴えた。
続いて羽田最高顧問もマイクを握り、「東京の場合はいつ地震が起きても不思議ではない」と、震災対策の重要性を強調するとともに、子育て支援についても言及し、長野県佐久市の取り組みを紹介しながら、その重要性を訴えた。
また羽田最高顧問は、「政権交代がどうしても必要だ」と呼びかけ、仮に都議選で自民党が勝つようなことがあれば、「自民党は、これで認められた、と言って間違いなく増税に走る」と指摘。「民主党が政権を奪取する、そういう選挙にしていただきたい」と民主党への支持を重ねて訴えた。
更に靖国神社参拝の問題にも羽田最高顧問は触れ、日本のために戦って亡くなられた方々を慰霊することに反対するものではない、と前置きした上で、被害を受けた立場の人は、いつまでもそのことを忘れないとの認識を示し、アジアの指導者層からも、アジア全体のため、世界のために、慎重な行動を、などとの声が上がっていることを紹介した。
最後に羽田最高顧問は野沢あきら候補の人柄を改めて紹介し、「平和で安全な練馬区のため」として、民主党への一層の支援を呼びかけて演説を締めくくった。
なお今回の街頭演説には、羽田最高顧問、鮫島衆院議員、野沢候補のほかに、末松義規衆院議員、吉田公一前衆院議員、川島ともたろう衆院東京第9区総支部長らも参加し、それぞれ力強い訴えを行った。
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