民主党の総合選挙対策本部の役員会議が18日午後、党本部で開かれ、この総選挙を政権選択選挙と位置づけ、マニフェストを掲げて、堂々と真正面から戦うことを改めて確認した。
会議では岡田克也本部長(代表)が、解散後一週間の動きについて触れた後、総選挙について「マニフェストをしっかり掲げて、奇策を弄せず、正々堂々と戦っていく」と表明。さらに重点項目として8項目を示し、了解された。
続いて川端達夫事務総長(幹事長)が、19日に玄葉光一郎選対委員長が15人の第2次公認候補者発表を行うこと、民主党の空白選挙区は1程度となること、社民党との競合を避ける選挙区の調整は、一両日中に終了することなどが報告された。
会議後、平野博文事務総長代理(幹事長代理)は記者団に、菅直人前代表を室長とする自民党分裂選挙区対策室を設けたこと、マニフェストは近々発表することが確認されたなど、会議の内容を明らかにした。また、選挙戦を戦う上で「アクティブなメッセージを出していくべきではないか」「この総選挙の分かりやすいネーミングを考えたらどうか」などの意見が出されたことなどを紹介。
さらに平野事務総長代理は、役員会議に先立ち、岡田代表、藤井裕久代表代行、川端幹事長で17日に離党届を提出した田村秀昭議員への対応を協議し、除籍処分とする決定を下したことを報告した。
|