トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2005/08/19
民主主義国家の発展のためにも政権交代実現を 羽田最高顧問
記事を印刷する





内閣総理大臣を経験し、議会制民主主義の確立に向け、政権交代の重要性を一貫して主張し続けてきた羽田孜最高顧問は19日、埼玉県11区の八木昭次、同12区の本多平直両予定候補とともに深谷市内、熊谷駅前でそれぞれマイクを握った。「本物の民主主義を確立するためには政権交代が必要。日本の国のためにも、埼玉のためにも民主党政権樹立に力をかしてほしい」と訴えた。

 羽田最高顧問は、郵政法案をめぐる自民党内の混乱について「まさにムチャクチャだ」と批判。言論の自由さえ許されない、議会制民主主義を根底から否定するかのような自民党の惨状を憂慮するとともに、「彼らにこの国を託すわけにはいかない」と断じた。

 続いて小泉内閣の外交姿勢にも言及した羽田最高顧問は、日本の常任理事国入りの際、中国・韓国をはじめ、アジア諸国からの賛同を得られなかった問題を取り上げた。「日本はアジア諸国からの信頼を失っている。靖国参拝の問題は慎重のうえにも慎重であるべきだった」との考えを示し、アジア諸国への配慮を欠いた小泉首相の靖国参拝がアジア外交にもたらした影響の深刻さを改めて指摘した。その上で羽田最高顧問は、「エネルギーもない日本にとって、外交はまちがいなく重要。こんなことが続くと日本はおかしくなる」とも語った。

 羽田最高顧問は「日本を民主主義国家として質の高い発展をとげさせるためには、政権交代しかない。小泉首相の独裁政治、異常な政治はやめさせようではないか」と聴衆に呼びかけ、希望の持てる、温かみのある政治を民主党主導で実現するためにみなさんも行動してほしいとして、総選挙での民主党への支持を聴衆に呼びかけた。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.