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2006/02/01
官製談合防止と施設庁統合は別個の問題 前原代表が記者団に
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前原誠司代表は1日午前、東京証券取引所視察後に記者団に質問に答え、防衛施設庁の官製談合問題への額賀防衛庁長官ら政府・与党の対応に関して、組織論の問題にすり替えようとしていると厳しく指摘し、批判を加えた。

 前原代表はこの中で、額賀防衛庁長官が防衛施設庁の解体を明言していることについて所感を問われ、「施設庁のあり方がいいのかどうかは、全く別の議論だ」とまず指摘。「仮に防衛庁に統合したとしても、天下り、業者との癒着というものが行われていれば、別に防衛庁に統合しても出てくる話だ」として、「組織論に転嫁するというのはおかしい」と批判した。

 その上で、今回の事件の再発防止策については、民主党が以前から提案し、与党が議論に応じようとしない、天下りの規制や官製談合への罰則強化などで対処すべきだとし、「組織論は別個に議論すべき」だとの考えを示した。前原代表は更に、「この問題は、防衛施設庁という組織があったから起こったのだと、すり替えるのは問題だ」と述べ、額賀防衛庁長官らの責任追及も徹底的に行っていく姿勢を明らかにした。

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