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2006/02/07
鳩山幹事長、北方領土返還要求全国大会で挨拶
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鳩山由紀夫幹事長は7日、都内で開かれた「平成18年(2006年)北方領土返還要求全国大会」に出席し、民主党を代表して挨拶した。

 「不当にふるさとを追われたみなさん、そして悲願を何とか果たそうと努力しているみなさん。民主党からもエールを送らせていただこうと思って参上した」と開口一番発言した鳩山幹事長は、国後島・択捉島を訪れた印象を語るとともに、現地でのロシア人との交流するなか、解決の道はあるとの確信を得たと報告した。

 また、昨年のプーチン大統領来日時には北方領土問題の進展が見られなかったことに関しては、残念であったとの認識を示しつつも、返還運動の機運を高めていく必要性を指摘。祖父・鳩山一郎元首相が1956年の日ソ共同宣言に調印したことにも言及し、「このときの交渉経過は決して2島返還ではなかった。2島返還でよければあのときに解決していたはず」と述べ、4島一括返還を求め継続交渉の道を選んだ歴史を振り返った。

 その上で鳩山幹事長は「そうした道を選んだ首相の孫として、日本に生かされている一人の人間として、みなさま方の悲願が達成されるまで、4島返還を求めて、党として、一人の人間として活動していく」と主張した。

 大会には衆議院沖縄及び北方問題に関する特別委員会委員長の川内博史議員、参議院沖縄及び北方問題に関する特別委員会委員長の高橋千秋議員も出席した。

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