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2005/08/23
改革を止めているのは小泉首相 玄葉選対委員長が宮崎で
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玄葉光一郎選挙対策委員長は23日午後、岡田克也代表に続いて宮崎県に入り、宮崎3区の外山いつき、2区の黒木けんじ各予定候補を激励した。

 両選挙区ともに、自民党が郵政民営化法案への賛否をめぐって分裂選挙になっており、民主党の幹部が立て続けに応援に訪れたことで、地元の民主党への期待度は高まっている。

 都城市で外山いつき予定候補と街頭演説に立った玄葉委員長は、続けて県中央部の高鍋町で行われた黒木けんじ予定候補の決起集会に臨んだ。

 玄葉委員長は、自分が黒木氏を民主党に誘った責任者だというエピソードを披露しながら、「地域が良くならなければ日本は良くならない。地元への思い、情熱は政治家にとって一番大事。そして決断力。国会議員は短期間で総合的な判断をしなければならない局面がたくさんある」と語り、その二つを併せ持った予定候補への支援を呼びかけた。

 そして、「小泉首相は、郵政に逃げ込んだ。国連常任理事国入り問題も、北朝鮮の拉致問題の解決も、地方財政の三位一体改革も思うように進まないので、これしかないと思ったのだろう」と指摘。「しかし、郵政が終わったら、あとは白紙委任でいいのか。郵政の是非だけで投票するのは大間違いだ」と聴衆に語りかけた。

 さらに玄葉委員長は、自民党の選挙スローガン「改革を、止めるな」に触れ、「何を言っているだと思う。社会保険庁改革も、年金抜本改革も、止めているのは小泉首相ではないか」と首相の言行不一致ぶりを批判。「この選挙は、改革の優先順位を決める選挙だ」と位置づけ、年金と子育て支援を優先する民主党への支援を訴えた。

 集会が終わり、玄葉委員長は黒木予定候補、井上紀代子宮崎県連代表とともに出口に立ち、参加者一人ひとりと握手を交わし、見送ってから、熱気のさめない会場を後にした。

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