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2006/03/03
仙谷議員、部落解放同盟全国大会で人権救済の必要性を訴える
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 3日午前、都内の会場で開催された部落解放同盟第63回全国大会において、仙谷由人衆議院議員(『次の内閣』ネクスト厚生労働大臣)が挨拶し、冒頭で党の不祥事について陳謝した後、「人権救済のための法案を成立させるつもりでいたが、政府案が出てこないので、昨年の通常国会でも民主党として人権侵害救済法案を提出した」と語った。そして、法案をめぐる状況は「10年前に先戻りしたような雰囲気だ」として、人権侵害救済が制度として確立する必要があると語った。

 仙谷議員はまた、「われわれは格差拡大は問題でないと考えている首相を頂いている」と小泉首相の格差問題を軽視する姿勢を批判し、「格差は様々な分野で拡大し固定化している」との認識を示した。さらに仙谷議員は、インターネット上での誹謗中傷が横行していることにも触れ、ルールを守らせるための独立した機関の必要性を訴えた。

 仙谷議員は、「お互いがお互いのことを思いやる社会にする必要がある」とし、民主党は人権侵害がない世の中を作るために全力を尽くすと決意を述べた。

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