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2006/02/08
【次の内閣】学校安全対策基本法案の提出など了承
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民主党『次の内閣』は8日午後、国会内で閣議を開催し、党BSE対策本部の訪米調査団の報告を受けたほか、「学校安全対策基本法案」の提出を了承するなど、活発な議論を行った。

 前原誠司ネクスト総理大臣(代表)がまず冒頭に挨拶。衆議院予算委員会などでの各議員の奮闘に謝意を表するとともに、昨日発表になった、秋篠宮妃紀子さまご懐妊の報に関し、「心からお喜びを申し上げる」とするとともに、「健やかなお子さまがお生まれになりますよう、心からお祈り申し上げたい」と述べた。

 また、この日午前の衆院予算委で、皇室典範改正問題に関し小泉首相に質問した笹木竜三衆院議員への首相の答弁が、今国会中の改正案提出にこだわらないものであったことにも触れ、「当然だろう」としつつ、江田五月座長の下での勉強会への協力を呼びかけた。

 また、前原ネクスト総理は、各省庁の天下りが巧妙化しているとして具体例を改めて挙げ、各ネクスト大臣に対して、担当の部門で天下り先となっている公益法人・特殊法人・独立行政法人・株式会社がどれだけあるかを徹底的に調査するよう要請。特別会計の見直しにも必ず直結するとして、「血税を1円たりともムダづかいしない民主党」というメッセージを打ち出していくために、精力的な取り組みを呼びかけた。

 鳩山由紀夫ネクスト国務大臣(幹事長)からは、山岡賢次副代表を団長とし、山田正彦ネクスト農林水産大臣を団長代理とする党BSE問題対策本部の訪米調査団の調査に関し、その成果を高く評価するとともに、まとめられた調査報告を題材に、国民の皆さんの食の安全確保のために更なる尽力を、などと呼びかけた。

 松本剛明ネクスト官房長官(政策調査会長)からは、先週金曜日に、日本版SEC設置法案、天下り規制法案、官製談合防止法案について、衆参両院にそれぞれ提出したことについての報告などが行われた。

 続いて山田ネクスト農水相からは、党BSE問題対策本部訪米調査団の報告が改めて行われ、今後の取り組みや与党の動向についても説明が行われた。

 また、鈴木寛ネクスト文部科学大臣からは、「公立の義務教育諸学校に係る教育環境整備に関する法律案(仮称)」(民主党議員立法)について中間報告が行われ、出席議員間で活発な議論が行われた。こうした議論も踏まえ、今後更に部門会議で検討を進めることとなった。

 同じく民主党議員立法である「学校安全対策基本法案」については、鈴木ネクスト文科相と法案担当者である林久美子参議院議員より説明が行われた。この法案は、民主党が重視する子どもの安全対策の第一弾として策定されたもので、学校安全対策に関する基本理念を定めるとともに、国に「学校安全対策推進基本計画」の策定を義務づけるなどの内容。法案提出は了承され、国会対策委員会とも協議しつつ、参議院に提出することとなった。

 また、松本ネクスト官房長官より、設置期限を今国会末として、行政改革、皇室典範、まちづくりの各プロジェクトチーム(PT)の設置について説明があり、了承された。

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