2005年8月25日
自由民主党
総裁 小泉純一郎 様
民主党
代表 岡田克也
民主・自民二大政党党首公開討論開催の申し入れ
自由民主党総裁のご健闘に敬意を表します。
さっそくですが、総選挙は政権への信について民意を問うのが目的です。今次総選挙に臨んで連立与党首班としての小泉総理は与党が衆院過半数を下回ったときにはその職を辞する決意を表明されていることは誠に潔い姿勢として評価致します。同時に二大政党体制にあって次の政権を担うことを表明しているわが民主党の代表たる私も今次総選挙で政権交代が実現できない場合は党と国民に対してその責任をとることを既に表明しております。
したがって、この選挙は二大政党が政権と党首の職を賭した選挙であり、有権者に対していずれを選択するのか、過ちなき判断を仰ぐ政権選挙の性格が明確になっていると考えます。
かくなる上は民主党代表たる私と自民党総裁たる貴方とで国民に対して的確な判断材料を提供することが必要と考えます。今後、各メディア等において党首クラスの討論の場も設定されると考えますが、多党化の中で十分な討議の時間の確保は困難な状況であり、二大政党が自ら責任をもって党首討論を開催することが民主党、自由民主党の国民に対する責務であると考えます。
以上の観点から、ここに正式に民主党、自由民主党の間の党首討論開催を下記の要領で開催することを提案し、8月26日中にご回答を頂くことを求めます。
記
開催日時
8月28日 午後1時より午後3時までの2時間
(一例としての提案であり、他の日程でも対応)
開催会場
都内ホテル内会場(当方で用意し、後に経費分担)
進行
双方推薦のジャーナリスト各1名、計2名の司会者で進行
テーマ
司会者において政治、政策争点等の6テーマを選定の上、
1テーマ各20分、 1回の発言時間2分以内で討議
テレビ中継
両党からTV各局に中継を要請
資料
双方のマニフェスト及び参考資料を会場配布
開催準備
双方の担当役員で詳細を協議(民主党は幹事長代理)
以上
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