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2006/03/04
全国幹事長・選挙責任者会議を開催 党再生に向け結束確認
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 民主党の全国幹事長・選挙責任者会議が4日午後、党本部において開かれ、前原誠司代表の挨拶、鳩山由紀夫幹事長および安住淳選挙対策委員長の報告の後、メール問題をはじめとする党運営、選挙対策、政策課題について活発な質疑が行われた後、党再生に向けて結束を確認した。

 会議は平野博文総合調整局長の司会の下に行われ、まず前原代表が挨拶し、まず、永田議員のメール問題で全国の党関係者に多大な迷惑をかけたことを陳謝した。前原代表は、一議員が情報を入手して質問をするのは当然だが、今回のように政権が転覆するような問題について内容をチェックする体制が不十分であり、さらにその内容を少数の関係者しか知らなかったことで傷口を大きくしたと、メール問題の経緯を説明した。そして、質問内容をヒアリングして検証する体制が党として取れていなかった点は、代表としての責任であると率直に反省した。

 反省を踏まえて前原代表は、本部に検証チームを作り、また辞任した野田佳彦国会対策委員長の後任に渡部恒三最高顧問を迎え、川端達夫常任幹事会議長と平野総合調整局長が補佐する体制を整えたこと、幹事長代理に仙谷由人『次の内閣』ネクスト厚生労働大臣を迎え、幹事長部局を強化したことを報告した。

 続けて前原代表は、小泉政権は小さな政府路線、何でも民営化し規制緩和する路線、さらに官の倫理感欠如によって日本をガタガタにしていると批判し、これを改めるのが国会での役割であると述べ、民主党が政権の受け皿として再生する意義を訴えた。

 最後に前原代表は、明日、鳥取県に向かうことを報告し、9月の任期終了までに出来るだけ厳しい意見が出ている地域を歩きたいと語り、党再生に向けての決意を述べ、協力を訴えた。

 続いて、鳩山幹事長が報告に立ち、この間のメール問題に関する経過を説明した。鳩山幹事長はこの中で、「国民の信頼を失墜させてしまったことの責任を幹事長として痛感している」として陳謝し、「判断の誤りをしてしまった。慎重に吟味しないまま、情報仲介者の言を鵜呑みにしてしまった」と永田質問に至る経過を説明をしたうえで、再発防止に全力を挙げるために、検証チームを設置したこと、渡部恒三最高顧問に国会対策委員長に就任していただいたこと、幹事長部局強化のために仙谷ネクスト厚生労働大臣を幹事長代理兼務としたことを報告した。また、憲法提言対話集会の開催、党員・サポーター登録などについても報告。「党の再生に向けて議論をしていただきたい」とした。

 次に安住選対委員長が、衆議院候補の公募、参議院選候補の選挙区候補擁立方針、統一自治体選挙候補擁立方針について説明した。

 質疑では、国民の皆さまからの厳しい意見を反映し、「なぜこのようなことが起きたのか」、「ケジメはついていない。永田議員は議員辞職をすべきだ」、「体制一新を」、「党組織の問題よりも3人(永田、野田、前原)の問題」、「代表の、確証がある、明日をお楽しみに、の発言が傷口を広げた」、「もっと早く決着できたのではないか」、「このまま自民党となあなあになってはいけない、追及すべきは追及しないと」、「渡部先生を中心にスクラムを組んで一枚岩で」、「辞任という言葉を軽々に口に出すべきではない」などの意見が出された。

 鳩山幹事長は「皆さんからの意見を深く受け止め、早く国会を正常な状態に戻す」と総括的に答弁した。前原代表は責任に触れ「私の失態。3月末での辞任も考えた。自分の美学とは反する結論だが、引き続き代表をさせていただくとの結論を出した。ご理解を」と再度、理解を求めた。また、前原代表は「私に足りなかったもの、意見を聞かせていただいた。広く開かれた党運営をこれからも続けていく」と最後に挨拶した。

 メール以外では、米軍再編に対する党のしっかりとした方針を、沖縄の現状を知るためにも全国幹事長会議を沖縄で、などと言った意見が出された。米軍再編については、松本剛明政策調査会長が、「できるだけの提案を政府・アメリカにしていく」と答えた。沖縄での幹事長会議の開催については、鳩山幹事長が前向きに検討すると答弁した。

 渡部国会対策委員長が特に、「野党第一党の役割を果たす。世の中には辛抱と我慢がある。力一杯頑張りましょう」と挨拶した。会議の最後に、江田五月参議院議員会長が、「ピンチはチャンス。この危機をどう乗り越えていくか、その道筋によって国民からの信頼を得ることができる。参議院での審議を楽しみにしてください」と締めくくった。

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