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2006/03/09
『次の内閣』法務部門主催で、東京拘置所を視察
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旧庁舎入り口に残る明治時代に建てられた「開かずの門」
 高山智司(衆議院法務委員会理事)、河村たかし(衆議院法務委員)、郡和子(衆議院議員)、松下新平(参議院議員)の各衆参議員らは9日午前、東京葛飾区小菅にある東京拘置所を視察した。通常国会に政府が提出する刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律の一部を改正する法律案の審議に向けた実情調査が目的で、秘書ら含め総勢20名が訪れた。

 東京拘置所は、東京都23区内の被疑者及び被告人など未決拘禁者を収容することを目的として設置された法務省所管の施設である。現在、旧庁舎と今年10月に完成予定の新庁舎が並存して使用されており、今回は主に新庁舎を見学した。

 受刑者の処遇改善については、昨年、刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律が制定された。一方で、未決拘禁者に対しては、刑事施設における刑事被告人の収容等に関する法律の改正が見送られ、いわゆる「代用監獄」に見られるよう、本来既決拘禁者よりも、配慮が求められる未決拘禁者のほうが処遇において問題が多いことが指摘されている。

 こうした問題意識を持ちつつ、視察に参加した議員からは、今年4月から実行される性犯罪者への予防プログラム、受刑者に行わせる経理作業、施設内での民間委託の実情、その際の入札について等幅広いテーマについて意見交換が行われた。

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