岡田克也代表は27日、広島県尾道市で記者会見を開き、「ここ広島第6区は全国注目の選挙区であり、民主党としてはあくまで政策本位で訴え、戦い抜く」ことを強調した。
岡田代表は、東京の選挙区で、郵政法案に反対し、自民党の公認が得られなかった前議員が、自民党の比例上位で公認されるとの報道に関し、「もし事実であれば、できレース以外のなにものでもない。ルールもなく、公明党に頭が上がらないことが明らかになっただけだ」と述べた。
加えて、広島6区の有名人予定候補を自民党が推薦したことについて「強いものをより強くするという極端な2極分化を進める自民党の姿勢と推薦候補予定者に対し、私たち民主党は中間層を厚くしていこうというのが基本的な考えである」と話し、今後もこの方針で戦い抜く決意を表すとともに、有名人なら誰でもいいという自民党の姿勢を批判した。
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