岡田克也代表は27日広島県を訪れ、県内7選挙区で遊説を挙行。1区・菅川洋、2区・松本大輔、3区・橋本博明、4区・空本誠喜、5区・三谷光男、6区・佐藤公治、7区・和田隆志と、それぞれの選挙区で各予定候補とともにマイクを握り、集まった多くの支持者を前に、政権交代の必要性を強く訴えた。
岡田代表は、「小泉総理の主張は9割以上が郵政でそれ以外はほとんど話さない。これはわざと選挙争点の土俵を小さくして、皆さんの目を欺こうとしているものだ」と首相の姑息とも言える争点隠しを厳しい口調で非難した。その上で、「総選挙はこれから3、4年を託す(選挙である)のに郵政民営化という小さな土俵のままで判断してしまっていいのか、(有権者の皆さんには)是非、一度立ち止まって考えていただきたい。そして、賢明な選択をしていただきたい」と、まさに未来は国民自身の手中にあるということを重ねて強調。民主党へのさらなる支援、支持を求めた。
また、討論をあくまで回避する小泉首相の姿勢について、「小泉総理と1対1でじっくり討論したいと、政策討論を求めているが、逃げてばかりいる」と批判。200日間の国会会期中も小泉首相が党首討論に応じたのはたったの3回だったとして、国民への説明責任がある政権与党の総理・総裁でありながら討論に応じない小泉首相を厳しく批判するとともに、民主党はいつでも討論に応じる用意があることを示した。
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