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1999/02/04
[衆院本会議]肥田美代子議員/インターネットでの違法取引対策ただす
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肥田美代子議員はまず、伝言ダイヤル事件やインターネットによる無許可薬物販売など、情報通信サービスを使った事件が最近多発していることに対して、政府の適切な対応を求めた。野田郵政相は「明らかに違法性があるものは取り締まるが、内容自体に直接問題のないものについては接続業者(プロバイダー)に自主規制を求める」との方針を示した。

 続けて肥田議員は、政府が2000年開館をめざしている「国際子ども図書館」の進捗状況を問いただしたのに対し、戸張・国立国会図書館長は「CD−ROM化やFAXによる文献提供サービスなどの著作権に関する調整を行っているが、許諾作業には困難が多い」と現況を説明した。

 さらに肥田議員は、専門分野である薬事行政のあり方について質問した。まず「医薬分業」の早期の完全実施を求めたあと、労働省所管の労災病院において院外処方の導入が進んでいない状況を指摘。また薬剤師教育6年制化の可能性も問いただした。甘利労働大臣は「労災病院については雇用されている薬剤師の扱いが残る」とし、宮下厚生大臣は「薬剤師教育は現在4年制が大多数で、性急な6年制化は難しい」と答えるにとどまった。

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