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1999/02/04
[衆院本会議]海江田万里議員/大量の国債発行が不良債権処理の遅れに
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4日の衆議院予算委員会一般質疑で、海江田万里議員は、国債と最近の金利水準の変動について取り上げた。先月末の「長期金利は安定している」との宮沢蔵相の発言に反し、この数日、長期金利が急上昇を招いている現状を指摘。「金融機関が手持ちの国債を投げ売りしたものによることは明確」と蔵相の見通しの甘さをただした。蔵相は「相場観として間違いを申し上げた」「長期国債については心理的に売り傾向がある」と発言の誤りを認め、陳謝した。

 海江田議員はさらに「金融機関が決算期に合わせて国債を売却、益出しした結果、不良債権の処理が遅れた」と大量国債発行の弊害を強調した。

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