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1999/02/05
[衆院予算委]上田清司議員/日債銀問題、証人喚問を再度要求
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5日の衆議院予算委員会一般質疑で、上田清司議員は再度、破綻した日債銀に対する公的資金投入問題を追及。午前中の岩國議員に引き続いて、日債銀からの報告についての事実経過を小畑・日銀理事に問いただした。

 しかし、「日銀は最後まで不良債権額は約7000億円だと思っていた。東郷・日債銀頭取(当時)から約7000億円と説明を受けたが、5月に聞いていた数字と同じだったので疑問は抱かなかった」「日銀考査局での独自の調査で債務調査ではないとの認識を持っていた」などと説明するだけで、かえって日銀への不信感が残るやりとりとなった。

 また日債銀に関する大蔵省の最終検査報告は佐々波委員会には提出されなかったことが、伏屋・大蔵省金融企画局長の答弁で明らかになった。上田議員は、「こんなでたらめは認められない」とし、再度証人喚問を要請した。

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