「全ての自然が共生できる、住み心地の良い東京にしたい」
東京都知事選への去就が注目されていた民主党の鳩山邦夫副代表は9日午後、衆議院本会議前の党代議士会で、都知事選への出馬を正式に表明した。
「全ての自然が共生できるような、住み心地の良い東京にするために、ここは愚直に青臭く決断をした」とのあいさつに、出席した党所属衆議院議員からは割れんばかりの拍手と、「がんばれ!」のかけ声がおこった。
鳩山副代表は、12日に都知事選にのぞむ基本姿勢や政策を発表する予定。
●愚直に青臭く決断した(代議士会でのあいさつから)
12日にお話しすると約束したが、涙が出るような暖かい励ましや忠告をいただいた。優柔不断だとか、悩んでばかりという批判もあったが、こんな時に心が乱れなければ人間じゃない。そう思ってきたが、党に迷惑を掛けるような形で引き延ばしてはいけない。
自分も東京には3代目、4代目ということで、東京都という故郷をこよなく愛している。そこに難しい問題が山積して、このままの東京都の歩みで行けば、最もわれわれが評価できないような方向に歩んでいってしまうのではないか。そういう恐れを禁じ得ない。
民主党が歌い上げている、全ての自然が共生できるような、住み心地の良い東京にするために、ここは愚直に、青臭く決断をしたので、よろしくお願いします。
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