民主党国会対策委員長
鉢呂 吉雄
本日夕刻、冬柴鐵三議員(公明党幹事長)、中川秀直議員(自民党国対委員長)他を提出者として民主党代表である岡田克也議員に対する懲罰動議が提出された。
理由は定かではないが、先の「酒気帯び本会議出席懲罰動議」に対する意趣返し、そして、竹中大臣の「随意契約疑惑」が日々濃くなっている状況を踏まえて、郵政民営化法案の強行採決を睨んだものとも思われ、極めて遺憾と言わざるを得ない。
仮に、岡田代表の決算行政監視委員会での発言の言い間違いを理由とするのであれば、既に訂正を公に発表し、本人から関係者にも直接、電話で遺憾の意を表明し、議事録の修正も理事を通じて申し入れているところであり、委員会における発言の言い間違いを懲罰の対象とするのは信じがたい。
民主党としては、会期延長が強引に行われた以上、言論の府である立法府が、閣僚の疑惑解明や郵政民営化法案の徹底審議を尽くすことで健全な機能を発揮すべきと考えており、泥仕合や疑惑隠し、法案強行採決などに動議を悪用することに対して警鐘を鳴らし、自公与党に猛省を促したい。
以 上
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