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1999/02/10
参院本会議 平成9年度決算報告 木俣佳丈議員が代表質問
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参議院本会議は10日午前、平成9年度決算報告とそれに対する質疑を行い、民主党からは木俣議員が代表質問を行った。

 木俣議員は、まず同年の歳入欠陥が1兆6000億円も生じたことについて、その原因を問いただし、貸し渋り・倒産が相次ぐ経済状況について、「もの作り」の観点から中小企業再生へむけた政府の対応をただした。また子育て支援の一環として政府が進める保育対策の充実、さらにODA予算の「量から質へ」の転換、青年海外協力隊に対する予算枠の拡大・制度の充実、およびNGOに対する援助を強く求めた。

 小渕首相は答弁で、歳入欠陥について「予想できない経済情勢の変化のため」とすべての責任を市場に帰し、日債銀への資本注入問題については「当時として最善の審査を経た結果」と政府の責任を回避した。宮沢大蔵大臣は、「歳入欠陥における最大のミスは、土地譲渡税を含む法人税の見通しを誤ったこと」とその原因を述べた。

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  代表質問
 http://www.dpj.or.jp/news/?num=11586
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