民主党の玉置一弥・運輸部会長は、10日の衆院運輸委員会の大臣所信に対する質疑で、ボランティア団体が運行する障害者や高齢者の移送サービスの拡充に向けての運輸省の制度対応を訴えた。 これは今月2日に党の市民政策議員懇談会で、「東京ハンディキャブ連絡会」と「市民がつくる政策調査会」からの政策要望を受けたもの。 玉置議員はまた、駅のエレベーター設置での下り線の重要性など、障害者・高齢者の立場にたった施設を整備するよう提起。運輸省からは「指摘の内容をふまえ真剣に研究したい」との答弁を引き出した。