15日午後、国会内において第365回常任幹事会が開かれ、4月11日に告示され同23日に投票が行われる衆議院千葉県第7区補欠選挙の公認候補者に26歳の女性県議である太田和美さんを決定した。
会議は川端達夫常任幹事会議長の司会の下に行われ、冒頭前原誠司代表が挨拶に立った。前原代表は、候補者選定に当たった千葉県連及び選対委員長に感謝の意を表するとともに、現在の党を取り巻く厳しい情勢の中での候補者選定となったことは自らの責任であると述べた。そして、今回の補選の原因は選挙違反による自民党議員の辞職にあることから、是非とも勝利したいと決意を語り、常幹メンバーに全力を挙げての支援を要請した。
続いて、安住淳選挙対策委員長が、候補者擁立の提案を行った。安住選対委員長は、候補者擁立の経緯について、内山晃千葉県第7区総支部長(衆議院議員)を軸に調整を進めてきたが、3月7日に同支部長が諸般の事情から出馬を断念したことを受けて、千葉県連とともに候補者選定作業を進めて来たと語った。そして、3月12日までに2人の女性県議に絞込み、3月14日に最終的に県連として太田和美県議に決定したと語った。
長浜博行衆議院議員(千葉県連代表)に伴われて挨拶を行った太田和美候補者は、党の厳しい状況の中で「全力で起死回生をめざす」と決意を述べた。太田和美候補者は、1979年に千葉県で生まれ、現在26歳。自ら企業を経営し、昨年の千葉県知事選にともなう県議松戸市選挙区補選に出馬して当選し、現在県議1期。
他の議題として、玄葉光一郎幹事長代理よりメール問題検証チームの構成が報告された。
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