小中高校の30人学級実現をめざす法案要綱を発表した党文教部会の石田美栄参議院議員(教育改革検討小委員会委員長)は23日、町独自の判断で少人数学級を実施している長野県小海町の小海小学校、北牧小学校を視察した。同町では町が費用負担をして1クラス18人の少人数学級を実現したが、文部省が定める1クラス40人(義務標準法)との関係が問題になり、現在は1クラス36人に2人の教員を配置したチームティーチング方式を導入している。町と県の教育委員会の言い分を聞いた石田議員は「クラス編成はあくまでも子どもの立場にたっておこなうべき」「各市町村の判断で弾力的にクラス編成が行えることが望ましい」と述べた。
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