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1999/02/24
カンボジア フン・セン首相と会談 羽田幹事長、鳩山幹事長代理、藤田幸久議員
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羽田孜幹事長、鳩山由紀夫幹事長代理、藤田幸久衆議院議員は、24日、来日中のカンボジアのフン・セン首相と都内で会談した。

 一昨年に羽田幹事長が提案した、ラナリット殿下の恩赦による総選挙実施を受け入れ、昨年7月の総選挙で首相に就任したフン・セン氏は、財政改革、森林管理、軍人や警察官の削減などの経済改革案を示した。

 「軍人などの数には水増しがある」というサム・レンシー党党首の批判について、鳩山由紀夫幹事長代理が尋ねると、首相は、いわゆる「幽霊兵士」の追放も含めた削減も行うとして、兵士の社会復帰などに要する資金援助を日本に求めた。

 羽田幹事長が、シアヌーク国王と北朝鮮との特別の関係に鑑み、北朝鮮がもっと国際社会に目を開くよう促して欲しいと述べると、「北朝鮮を自分の殻に閉じ込めない」ことが重要で、できるだけ協力したいと答えた。

 旧ポル・ポト派支配地域に今でも軍が存続しているのは、93年の和平 で、国連(UNTAC)が、ポル・ポト派の武装解除に失敗したことによるのでは、という藤田議員の指摘に対し、フン・セン首相は、「UNTAC (明石康代表)は、ポル・ポト派の武装解除をすべきだったが、それを行う能力がなかった」と述べた。

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