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2005/07/06
未来志向の交流促進で一致 岡田代表と日韓議連21世紀委が会談
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岡田克也代表は6日午後、国会内で日韓議連21世紀委員会代表団と会談し、靖国参拝などの歴史認識、未来志向の両国の関係などで意見交換し、未来志向の若い政治家の交流促進などで一致した。 

 冒頭、岡田代表は日韓関係について、「過去を直視しながら、未来志向で切り開いていく」との認識を示した。宋永吉・21世紀委員会委員長は、「歴史認識で岡田代表が合理的提案をなさっていることに感謝する。また、東アジア共同体の提案に感銘を受けている。韓日首脳会談での第3の追悼施設建設が話だけで終わらないよう岡田代表にも努力をお願いしたい。21世紀委員会の発展にも支援をお願いしたい」などと述べた。これに対して岡田代表は、「若い政治家同士の交流は重要なこと」と応じ、両国間の交流促進で一致した。

 また岡田代表は、追悼施設に関して、「独立した追悼施設が必要と民主党は考えている。これは靖国に代わるものというよりは、軍人、一般市民、沖縄、原爆の被害者、外国人を含めて追悼する施設が日本国として必要だと思う。靖国は民間の施設だが、国の施設が必要」と党の考えを改めて表明した。その上で、靖国神社について、「遺族からみれば重要な施設。国民感情は尊重しなければならないし、理解して欲しい」と韓国側に配慮を求めた。宋委員長は、「我々は一般市民、軍人は問題にしていない。戦犯が問題だ」と応じた。

 今回の会談には、代表団から委員長のほか10人の国会議員が同席。民主党からは、中井洽副代表、仙谷由人政策調査会長、藤田幸久国際局長、北橋健治役員室長が同席した。

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