トップ > ニュース
ニュース
ニュース
2006/03/25
太田かずみ候補、千葉7区補選に向けて事務所を開く
記事を印刷する





 25日午後1時、千葉県松戸市にあるJR常磐線馬橋駅から徒歩3分の場所に、4月11日に告示される衆議院千葉県第7区補欠選挙で公認された太田かずみ千葉県議が新たに開設した事務所において、事務所開きが行われ、その後街頭宣伝が行われた。

 午後1時前には、太田かずみ事務所には多くの国会議員や自治体議員が応援に駆けつけ、さらに周囲には200人近くの党関係者や支持者などが集まり、事務所に入りきれない状態になった。事務所開きは千葉県連幹事長の田中県議の司会で始まり、最初に太田かずみ選対の総括責任者である長浜博行衆院議員が挨拶し、全国で千葉7区だけで補選が行われる理由は自民党議員の選挙違反にあることを強調し、金権千葉と言われる体質を7区から直していかねばならないと訴えた。

 続いて、民主党千葉県第7区総支部長を務める内山晃衆院議員が挨拶し、自らが立候補すべきところを太田県議が手を挙げてくれたと語り、郵政民営化問題のみが争点となった昨年の衆院総選挙の異常さを指摘し、二大政党の一つとしてこれ以上与党の勝手な振る舞いを許してはならないと訴えた。

 続いて、江田五月参院議員会長が党本部を代表して激励の挨拶をし、以前自らが裁判官時代に松戸市に居住していたことを回顧しつつ、現在送金メール問題で政治に混乱をもたらし、その後の処理も適格さを欠いたことから、民主党は逆風の中にあると語った。江田議員は続けて、しかし送金メール問題があったからといって自民党政治が良くなった訳ではないと述べ、いわゆる4点セット問題などの自民党政治の構造的な問題を指摘し、政治を変えるという民主党の使命が存在することを訴えた。江田議員は、昨日の逆風が今日のつむじ風になる時代であり、いつでも対応できるように運動しなければならないと結んだ。

 ここで太田かずみ候補が挨拶に立ち、まず県連関係者やスタッフへの感謝を述べ、続いて1年間の県議生活を経て、多くの経験を得たところに立候補の要請があったので、勇気をもって旗を揚げたと語り、力強く支援を訴えた。

 最後に、連合千葉の小柳事務局長が挨拶し、連合千葉は基本方針に基づいて支援を決定していると述べるとともに、送金メール問題で揺らいだ信頼を回復する第一歩だと語った。小柳連合千葉事務局長の掛け声でがんぱろうを三唱した後、内山議員から「負け組みゼロ」のスローガンの入ったたすきを受け取った太田かずみ候補は、自ら自転車に乗ってマイクを握り、街頭遊説に出発した。

 午後3時30分、松戸市西馬橋のダイエー前で街頭演説が行われ、広中和歌子参院議員(党副代表)が、女性のリーダーシップが必要な時代であり、また国から地方へという新しい時代には新しい政治家が必要だと訴えた。田島要衆院議員は、格差の拡大の深刻さを訴えるとともに、教育や治安の充実の必要性を説いた。太田和美候補は、東葛地区の金権政治の打破を訴えるとともに、老人医療、介護、年金、育児、教育と例を挙げ、「負け組みゼロ」のみんなで支える社会を作ろうと訴えた。

記事を印刷する
▲このページのトップへ
Copyright(C)2024 The Democratic Party of Japan. All Rights reserved.