民主党は2日、国会内で常任幹事会を開き、東京都知事選挙への立候補を表明している鳩山邦夫氏を「支持」することを決めた。
提案をおこなった菅代表は「無所属で戦いたいというご本人の姿勢を尊重したい。形式は何であれ、是が非でも勝っていただきたいというわれわれの気持ちに変わりはない。この戦いを、自自連立・小渕政権と厳しく対峙し、活力ある自治体をつくる突破口にしよう」と呼びかけた。
あわせて、2月16日に設置が決まっていた「東京都知事選挙対策本部」の構成も決定した。構成は以下の通り。
■ 東京都知事選挙対策本部
本部長=羽田孜、本部長代行=鳩山由紀夫、事務総長=熊谷弘、副事務総長=堀込征雄 事務局長=吉田公一
菅直人を団長とする9名の顧問団、川端達夫を議長とする11名の推進会議も編成された。
●鳩山邦夫さんが議員辞職願いを提出
鳩山邦夫さんは2日午後、伊藤衆議院議長に議員辞職願を提出した。会見した鳩山氏は「22年間国会に送り続けてくださった地元の支持者の皆さんには感謝してもしつくせない。国政上の世直しには参加できなくなったが、都政の場からの世直しをしていきたい」と語った。
●北脇保之さんが離党、議員辞職届提出/浜松市長選挙へ出馬
民主党は2日の常任幹事会で、浜松市長選挙に立候補を予定している北脇保之衆議院議員(静岡8区)の離党を承認した。北脇議員は同日午後、伊藤衆議院議長に議員辞職願を提出した。
また、昨年7月の参議院議員選挙比例名簿登載者の中尾則幸氏について、本人と民主党北海道からの申し出を受け、名簿からの除外を決定した。
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