昨夏の参院選で政権交代へ大きく「ステップ」した民主党。その民主党がきたる衆院選へ向けて、政治への志をもった一般市民に広く門戸を開放。小選挙区での公認候補者公募のキャンペーンを開始する。
キャンペーンは小選挙区候補者未定地区の地元新聞へ、菅直人代表の自筆の手紙で語りかける「新聞広告」と、小宮山洋子広報委員長の呼びかけによる「ラジオコマーシャル」を主体に展開される。
2日午後、党本部で記者会見に臨んだ菅代表は、今回の公募について「私の思いを手紙にしたためた。新聞広告を見てほしい。地盤・看板・カバンはなくとも、政治を変えたいという気持ちを持ったねばり強い方の応募を望む」とアピール。
続けて、旧日本新党で公募合格した経験を持つ枝野幸男政調副会長が発言し、「私も6年前、1枚の応募はがきからスタートした。確かにリスクがある。でも志と能力のある人は必ずチャンスがある。これを機にぜひ名乗り出てほしい」と、当時を振り返りながら熱っぽく訴えた。
キャンペーン・ソングは、猿岩石がリバイバルヒットさせている「MY REVOLUTION」(マイ・レボリューション)。歌詞の中の「求めていたいMY REVOLUTION・明日を変えることさ・誰かに伝えたいよ MY DREAM 今すぐ」が民主党の「日本を変えたい」という思いに合致することから選ばれた。
【候補者公募キャンペーン・スケジュール】
○新聞広告 3月7日=地方紙/3月8日=夕刊紙、スポーツ紙/3月13・14日=中央紙
○ ラジオCM 3月4日〜
TBSラジオ、ニッポン放送、FM東京系列他
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