きたる統一地方選挙と都知事選挙をひかえて、必勝を誓い合う民主党東京都連主催の「躍進パーティー」が2日夜、都内のホテルで開かれた。
岩國哲人・都連新会長の就任あいさつ、伊草勝・連合東京会長の祝辞に続いて、菅直人代表が登壇し、「日本の現状はタックスペイヤー(納税者)とタックスイーター(税金を食いつぶす人)との闘い。従来型の業界利益優先の政治がまかり通っている。まずは東京を突破口に、地方選挙勝利そして鳩山新都知事の誕生で新しい日本をスタートさせてほしい」と檄を飛ばした。
続けて、前都連会長の鳩山邦夫さんが入場。
「22年務めてきた国会に、今日辞表を提出した。私は人生の岐路に対して、いつも困難な道を歩んでしまう。このようにしか生きることができない、青臭く愚直な人間だ。でも菅代表の言である『ホップ・ステップ・ジャンプ』の『ジャンプ』が今回の統一選にかかっている。だから私は民主}の『改革の魂』を都政にぶつけたいと思った。勝利に向けて、皆さまの一人一人のご支援をおねがいしたい」と立候補に至る思いを訴え、大きな拍手を受けた。
またパーティーでは、今回の都知事選に伴う衆議院補欠選挙の公認候補の東京2区・中山義活さん、同15区・吉田和子さんを紹介。さらに4月の統一地方選における都内の民主党公認・推薦候補者が紹介された。
|