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1999/03/03
民主党女性支援基金が設立記念のTalk& Tea Party
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ひな祭りの3日、民主党女性支援基金の設立記念トーク&ティーパーティが都内のホテルで開かれた。会場には女性を中心にした現職議員や候補者、支持者ら約170名がつめかけ、いつもと違う雰囲気に男性議員たちは「何か圧倒されるなぁ」と遠慮がち。

 まず、同基金運営委員長の鳩山幹事長代理が「男性の一人ひとりにも意義のあるものだと理解してほしい。日本全体を心豊かな国に育てるためにも女性の力が必要」とあいさつ。すでに統一地方選に出馬する35人への支援が決まっていることを紹介した。

 続いて笹野貞子・男女共同共同参画委員長(同基金事務局長)が「党からの設立資金1000万円の他、すでに852万9000円の寄付が集まった」と経過を報告した。また石井一副代表が自身の著書「民主党政権前夜」の1月分の印税54万円を寄付したことも紹介された。


●「政治家の妻は豆腐屋や八百屋の奥さんと同じ」

 トークショーでは、夫人が石川県議選に立候補する広岡守穂・中央大学教授と菅伸子さん(菅代表夫人)が対談。広岡さんが「数年前に自分が立候補しようとした時止めた妻が、今度は自分が出ると言いだし、びっくりした」と語りながら、「政治家の家族の心構えは?」と尋ねたのに対し、伸子さんは「豆腐屋や八百屋の奥さんと同じ『家業』だと思っている。売るものを知らなきゃと思い、菅さんの政策も勉強した」と説明。

 広岡さんが「介護の仕組みも男性の視点で作られている。女性議員がいっぱい出て、高齢社会に真剣に取り組んでほしい」と述べれば、伸子さんも「議員になってから伸びるのは女性。男性のほとんどは『名誉職』だと思っていて役に立たないのが多い」と応じた。ステージに呼び出された菅代表も「平均的に言えば、女性議員の方が優秀。男はばらつきが大きい」と同調する場面も。

 最後に出席していた新人候補6人に菅代表が資金目録を手渡し、竹村泰子・男女共同参画委員長代理が「皆さんの生活は議員になる前もなってからも『戦い』。でもドラマもあるし、喜びもあります」と候補者たちを激励して会を結んだ。

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