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2005/07/14
鉢呂国対委員長、会見で小泉首相の変節振りに疑問を呈す
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 鉢呂吉雄国会対策委員長は、14日午前に行われた国会内での定例の記者会見において、郵政民営化関連法案や小泉首相のサミット報告、公明党からの申し入れなどについて語った。

 鉢呂国対委員長は会見の冒頭、実質的な審議が13日に参議院で始まった郵政民営化関連法案について言及。本会議で趣旨説明に対する質疑で、「修正を含めて真摯に受け止め、誠実に国会の答弁をし丁寧に行う」などと答弁した小泉首相について、「これまで強引で独りよがりの国会対応をしてきたわけで、いわゆる変人が一挙に変身できるかは、かなり疑わしい」などと指摘。脅し的な発言などの「古い自民党体質を受け継いだ政治家そのもの」である小泉首相の変節振りに疑問を呈した。

 また、衆議院で小泉首相のサミット報告が行われないままであることについて鉢呂国対委員長は、予算委員会での報告を求めた民主党に対し、与党側は本会議を提示してきたが、ここ数日は、参院郵政民営化に関する特別委員会一辺倒の国会運営の中で、話し合いに応じないという豹変振りであるなどと批判した。その上で、サミット報告を含め、首相の内外の諸課題に関する発言があって然るべきであり、強く報告の機会を求めると語った。

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