民主党『次の内閣』は14日午後、昨日に引き続いて閣議を開催し、中長期的政策課題について各ネクスト大臣より報告を受け、活発な討議を行った。
冒頭、挨拶に立った岡田克也ネクスト総理大臣(代表)は、今日14日が、自らの誕生日であるとともに、「バスティーユ監獄の襲撃の日でもある」とし、「自民党をしっかり攻撃して、国民の手に政治を取り戻す」ため、「何らかの意味もあるかもしれない」などと述べた上で、「民主党の存在を政策で示す」ためにも、「解散の時期がいつであるにせよ、今年の夏は非常に大事だ」と、各ネクスト大臣に一層の奮起を促した。
仙谷由人ネクスト官房長官(政策調査会長)の挨拶の後、小川敏夫ネクスト官房副長官(政策調査会筆頭副会長・参議院政審会長)の司会の下、中長期的政策課題について、各ネクスト大臣らからの報告と質疑が行われた。
この中では、横路孝弘ネクスト厚生労働大臣から「若年者の雇用促進対策」について、簗瀬進ネクスト法務大臣から「少年犯罪防止、及び刑事司法に関する総合的対策」について、五十嵐文彦ネクスト総務大臣から「国と地方の役割分担/地方交付税改革」及び「公務員制度改革案」について、野田佳彦ネクスト財務大臣から「財政健全化プラン」について、菅直人ネクスト国土交通大臣から「分権社会における、まちづくりのあり方」、「公共事業予算の対GDP比半減に向けた具体策」及び「無駄な高速道路、新幹線をつくらないためのスキーム」について、鮫島宗明ネクスト農林水産大臣から「『直接支払』の具体化、自給率50%実現の具体策等」について、それぞれ説明があり、各ネクスト大臣間で活発な議論が展開された。
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