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2006/03/28
前原代表、米国ハーバード大の学生と意見交換行う
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 民主党は28日夕、党本部で、前原誠司代表と米国ハーバード大学ケネディ行政大学院(ケネディースクール)の学生約70名との意見交換会を開いた。

 冒頭、前原代表が、民主党の内政外交に関わる基本的な考え方について基調講演を行った。外交安全保障については、日米同盟関係が日本外交の機軸と指摘した上で、靖国神社参拝や米国のイラク攻撃、パレスチナ財政支援などに対する民主党の見解を説明。

 内政については、「小さな政府」「規制緩和」「官から民へ」という小泉政権のキーワードを挙げて、それへの反論を展開した。前原代表は、天下りや格差拡大などの社会問題について具体的に説明し、「民主党は、無駄を徹底的に省く一方で、大事な教育や社会保障については税金を使って手厚い保障を目指す」と表明。それらを自民党との方向性の大きな違いとしてゆく考えを示した。

 質疑では、中東問題や世代間競争、日本の国際貢献と憲法改正などについて質問が出され、代表が民主党の考え方を述べた。意見交換会には、近藤昭一、末松義規、長妻昭、三谷光男、泉健太、高井美穂各衆議院議員、若林秀樹、大久保勉、尾立源幸、藤末健三各参議院議員が出席し、懇談は盛況のうちに終了した。

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