平田健二議員は15日の参議院本会議で、衆議院から回付された政府提案の「中小企業経営革新支援法案」「中小企業総合事業団法案」に対する代表質問を行った。
平田議員はまず「本法案は繊維産業などの『構造不況業種』に対する『底上げ支援打ち切り』など、通産行政の大きな方針転換にあたる」として、本法案の歴史的意義を追及。
続けて「予定されている中小企業3特殊法人の統合は『木に竹をつないだもの』であり、実態としては一番小さな『繊維産業構造改善事業協会』が引っ越すのみ。かえって統合の経費がかさむだけではないのか」として今国会に提出されている他の特殊法人統廃合案にふれながら、そのメリットをただした。
さらに今回の統合に伴い提案されている「繊維産地活性化基金」についての政府のリーダーシップを、また貸し渋り対策の一環として中小企業に対する特別信用保証枠の拡大を強く求めた。
|