民主党文教部会(部会長=藤村修衆議院議員)は、「心のゆとり」と「教育の地方分権」を柱とした党の文教政策を統一地方選挙向けにまとめ、18日、中野政調会長と藤村部会長が国会内で会見し発表した。
これまでに発表された政策や法案に加えて、地域に根ざした学校づくりなど、民主党が主張する教育の地方分権の実現をめざす方針に沿ってまとめたもので、重点項目は次の5点。
(1)中高一貫教育の推進(2)30人学級の実現(3)「学校運営協議会(仮称)」の提案(4)学校週5日制に向けた地域の教育力の再生(5)私学助成の充実
特に(3)では、地域との連携を密にした開かれた学校運営を行い、地域に根ざした学校づくりを推進するために提案した。中野政調会長は会見で「地域で大切にされた子どもは、地域を大切にするという言葉もある。これまで閉ざされていた学校運営に良識ある地域の人たちが参画する場があることは大切だ」と語った。
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