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1999/03/19
デモクラット起業家倍増プラン99を発表
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民主党は、「志高く、リスクを恐れず、新しい領域に挑戦する若い起業家を支援」するための「デモクラット起業家倍増プラン99」をまとめ、19日、菅代表、松沢成文・雇用新産業育成プロジェクトチーム座長らが記者会見で発表した。

 このプランは、日本でもベンチャー企業育成による新規雇用創出が必要との観点から、同プロジェクトが半年間調査と議論を重ねてきた。現在の「開業率3.7%、年間約10万件の企業数、過去10年間(86−96年)の新規開業雇用創出数約195万人」を、各種施策を展開することで、「開業率7%、開業数20万件、今後10年間に400万の雇用」を新規に創出しようというもの。

 主なメニューは次の通り。(1)SBIR(ハイテク中小企業を商品化まで他段階で支援する仕組み)の導入により、技術で勝負する中小企業を育成(2)教育公務員特例法改正で、国立大学教員の民間企業役員兼務を認め、大学をベンチャーの拠点に(3)エンジェル(ベンチャーへの資金援助者)税制の拡充でリスクを減らし、起業家への投資を促進(4)政府調達(政府の物品買い入れ)とSOHO(自宅利用の個人オフィス)で女性起業家を支援(5)「新規事業・ベンチャー関連6分野」の技術開発を支援(6)職安でも起業家セミナー案内を増やし、失業者を起業家に(7)通商外交も担う「経済競争力会議」の設置で産業競争力を強化(8)新規開業、新分野進出、SOHOで雇用を創出。

 このプランに基づき、今後民主党では市民各層との意見交換を重ねて、市民立法の形で「起業家支援法案」をまとめる予定。党国民運動委員会が中心となって、ベンチャー企業家や起業を志す人たちとのネットワークづくりをめざし、全国各地でシンポジウムを展開していく。また、民主党ホームページ上でも意見を募集する。

関連URL
  「デモクラット起業家倍増プラン99」
 http://www.dpj.or.jp/news/?num=11492
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