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2005/07/25
男女共同参画会議の答申について小宮山ネクスト大臣らが会見
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 小宮山洋子『次の内閣』ネクスト男女共同参画担当大臣(衆議院議員)は25日夜、党本部で記者会見し、内閣府男女共同参画会議が同日午後に答申した「男女共同参画社会の形成の促進に関する施策の基本的な方向」について、談話を発表した。

 答申は、内閣府の「男女共同参画基本計画に関する専門調査会」及び「女性に対する暴力に関する専門調査会」が、男女共同参画基本計画を作成していく際の基本的な考え方について進めてきた調査結果を踏まえて、政府に男女共同参画基本計画を新たに策定するよう要請している。

 小宮山ネクスト大臣は、国家公務員I種事務系の女性採用割合の目標を、2010年度頃までに30%程度とするなどと、推進が求められる施策が具体的に示された点を評価した上で、答申の「社会的・文化的に形成された性別」(ジェンダー)の表現等について、引き続き調査を行う、との記載は極めて異例だと指摘。男女共同参画に対する反動も含めて、「憂慮される事態」が見られるとの見解を示した。

 小宮山ネクスト大臣は「それぞれ一人ひとりが、自分の持っている能力を活かしていく」という男女共同参画の根本の考え方に立って、基本計画改定の動きを注視したいと表明。正しい方向で男女共同参画を推進するための政策を党のマニフェストに盛り込み、重点政策である「子ども=子育て」の根底にも、多様な生き方を認める男女共同参画の考え方があるときちんと打ち出し、必要な議論をしていきたいなどと語った。

 なお、会見には、党男女共同参画委員会から、水島広子委員長(衆議院議員)・西村智奈美副委員長(衆議院議員)・田島一成委員(衆議院議員)も同席した。

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