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1999/04/02
民主党の「男女共同参画基本法」まとめる
立法府の責任で、よりよい基本法実現へ努力
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 民主党の男女共同参画プロジェクトチーム座長の松本惟子衆議院議員は、国会内で記者会見し、政府が提出している「男女共同参画社会基本法案」に対する民主党の考え方を説明。政府案からさらに前進した法案を準備中であることも明らかにした。

 民主党は、政府案が国会に提出されたことや、内容が審議会答申よりも前進していることを高く評価している。しかし基本法としての趣旨をより明確にする必要があるとの考えから、「法律の理念をあらわした全文をおくこと」や「ジェンダーについて言及すること」などの8項目の修正点をまとめ、現在民主党案として法案化作業を進めている。

 ところがこの民主党の動きに対して、一部の団体から、「民主党が基本法成立を妨害している」との誤った風聞が流され、担当議員へも誤解に基づいた抗議文などが送りつけられている。

 松本座長は「野党として閣法をよりよいものにするのは当然のこと。立法府の一員として責任を果たしたい。憲法と個別法をつなぐものとして、もう少し血が通ったものにしたいと願っている」と述べ、風聞を強く否定した。会見に同席した中野政調会長も「意図的な対案つぶしは、国会軽視だ」と述べた。

 民主党では来週にもできあがる民主党案を他野党にも持ちかけ、共同提案を模索することとしている。

関連URL
  男女共同参画「基本法」の国会審議にむけて
 http://www.dpj.or.jp/news/?num=11048
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